スパルタ|ギリシャに行こう!

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スパルタ

子供を厳しく教育することを「スパルタ教育」と言いますね。
このスパルタはギリシャ北部、ラコニア県の県都です。
古代には軍事都市国家として栄えていました。

現在のスパルタには王であり英雄・レオニダスの像が剣と盾をかまえて立っています。
しかしアテネと違い大きな建物があまり建造されなかったため、遺跡はほとんど残っていません。

古代スパルタは「市民は全員戦士」が基本で、とくに男子は厳しく育てられていました。
生まれたらまず長老会で軍人に向いているかどうかを調べられます。
不合格だとそのまま山に捨てられました。
7歳になったら家族と別れて共同生活を送り、過酷な訓練を受けたのです。

結婚は30歳から許可されますが、家族と食卓を囲むことはなく、男性だけで食事をしました。

女子も例外ではありません。
陸上競技や槍投げで体を鍛え、丈夫な子を生むことが期待されていました。

とにかく「勤勉で武芸にすぐれていること」を第一優先にしていたので、読み書きなどは最低限にしか教えていなかったそうです。

スパルタがここまで徹底して市民を戦士にしたてあげたのには、この都市ならではの歴史的事情があったからです。
スパルタは先住民を征服したドーリア人によって作られました。
そのため人口は自由民のドーリア人2万5千人に対し奴隷の先住民22万人と、なんともいびつなものでした。
この奴隷たちが反乱を起こしたらたまったものではありません。
そこで「奴隷を抑えておくためにも強くあれ!」という発想になったようです。